MEDICAL WELFARE Main Image.
2012年より、医療と社会福祉事業に携わるようになりました。

それまでのレーシングドライバーというキャリアとは全く別の選択をしたわけですが、それは偶然の出来事がいくつも重なったためでした。
育った環境の中でいつも身近にあったものの、全く違う世界で挑戦していた自分にできることなんてない、そう思っていました。
しかし、一度その世界を覗いてみたら、二つの思いがフツフツと湧いてきました。

自分がやりたいかどうか、
そして、やるべきことかどうか。
ただ、それだけでした。

外からみたら、それは大きな変化だったようで、知人からはよく急に変わったね、地味な世界で大変でしょう等、ビックリされると同時に、もったいないと言われることが多かったです。

しかし、私個人の中では、自分自身のやりたい事を自らの意志で決定し、チャレンジしているという点ではレースをするのも、医療福祉をするのも変わりないのです。
その中心にあるのは、何を目指し、その手段はなんなのか。それが違うだけです。
レースでは「優勝する」ことを目指し、人よりも速く走るための手段を考える。
さわらび会は、「みんなの力で、みんなの幸せを守る」ことを目指し、実現させるための手段を考える。

私達さわらびグループは、"みんなの力で みんなの幸せを守る"という基本理念のもとに活動し続けてまいりました。その幸せとは「自立して自由に生き、そして今自分のできることで周りの人の役に立つ働きができること。」その時に人は最高の幸せを感じるものだと考え、一人でも多くの幸せを守るために54年間活動しております。
みんなの幸せを守るためにはどうしたらいいのかを考え続け、認知症ケアや医療介護の連携等、制度に先駆けて様々な挑戦をし続け、イノベーションをおこし続けてまいりました。

今後の日本の未来を見据えた上で、私達はさらに社会の中で困っている人々に1人でも多く、手を差し伸べられる法人でありたいと考えています。

利用者の幸せを守るために、働くスタッフの幸せを守るために、地域の幸せを守るために、そして日本の未来の幸せを守るために、熱意をもった仲間と一緒にみんなの幸せを実現していきたいと考えています。

これからも、世の中の変化をとらえながら、常に革新的で挑戦的なさわらびグループであり続けたいと思います。

みんなの力で、みんなの幸せを守るために、私たちは存在します。