山本左近NEWS No57

2025.7.2

6月29日、「スポーツ・エンタメ×豊橋の未来を考える」と題したシンポジウムを開催しました。暑い日にもかかわらず、大変多くの皆様にお集まりいただきました。改めて心から感謝申し上げます。

皆様のおかげで、豊橋の未来をともに考える未来志向のシンポジウムとなりました。今回は、このシンポジウムについて報告させていただきます。

 

シンポジウムは、2部構成。

 

【第一部】

各分野で活躍されている最上紘太様(スポーツソーシャルプロデューサー)、井上純様(音楽プロデューサー)、小林佳雄様(新アリーナを求める会Neo代表)からお話を伺いました。それぞれのテーマは次のとおりです。

 

「スポーツがつくる新しい社会のカタチ」(最上様)

「にぎわいの好循環 五千人規模会場のポテンシャル」(井上様)

「豊橋公園になぜ今アリーナが必要なのか。」(小林様)

 

【第二部】

第一部のお話をうけて、皆で対話を。私は、モデレーターを務めさせていただきました。

 

『現状維持は衰退の第一歩』

約60年前に新幹線が通り、豊橋駅ができ、人が集まり活気がある街に。しかし、今は衰退まっしぐら。県内人口第二位の都市から今や五位に。次世代のためにも、老朽化した豊橋公園東側エリアとアリーナを一体的に整備し、目的を持って豊橋に来てもらう仕掛け作りを。

 

『スポーツ・エンタメ×社会課題解決の時代』

近年、世界的にスポーツが「運動をする、健康のため」から、「社会のため」と役割を拡大している。女性アスリートの生理に関する課題解決に取り組む「1252プロジェクト」が、IOCが設立したアワードをアジアで唯一となる受賞。このプロジェクトは、女性アスリート問題に端を発し、生理に関する正しい知識の普及などを行うもの。このように、スポーツを活用して社会課題を解決する事例が増えている

オリンピズム365サミットでは、スポーツ×社会変革の鍵として7つの指針が提示された。

 

『子どもたちにホンモノに触れる機会を』

ライブハウス(2000人)以上、スタジアム(10000人)未満のニーズ、すなわち5000人規模のライブのニーズは確実にある。アリーナができれば、スポーツやエンタメなどホンモノに触れる機会が増え、子どもたちが夢を描き、挑戦するきっかけを与えることができる

また推し活ファンの経済波及効果にも言及。アリーナを引力として街ぐるみのチーム戦で取り組めば効果をさらに最大化できる。

 

【シンポジウムを終えて】

アリーナができたら、どのようにスポーツやエンタメが活用され、それがどのようにまちづくりに反映されるのか。豊橋や日本、ひいては全世界の様々な社会課題の解決にどのように寄与するのか。本シンポジウムで、スポーツ・文化・エンターテイメントの第一線を走る皆様からお話をうかがい、考えることができたのではないでしょうか。

アリーナは作ることが目的ではなく、手段の一つ。重要なことは、街のにぎわいを生み、豊橋の経済を活性化させること。さらには、経済的な効果にとどまらず、豊橋に新たな価値を生み出し、それが地域の皆さまの新しいアイデンティティの形成に繋がることも期待されています

 

よりよく、活力ある、豊橋に生まれ変わるために。

 

住民投票は、市民の皆さん、一人一人が主役です。みんなで未来に責任を持つ住民投票

 

みんなで考え、

みんなで未来を決める

みんなで動いて、

みんなで未来をつくる

 

住民投票は、参議院選挙と同日程

投票期間は、7月3日〜19日。投開票日は20日。7月4日から期日前投票も始まります。是非、期日前投票もご活用ください。

 

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