山本左近NEWS No68

2025.9.24

9月22日、石破総裁の辞任にともない、#変われ自民党と表題を掲げ、自民党総裁選が始まりました。10月4日投開票です。期間は、総裁公選規程上、最短の12日間となりました。今回は、この総裁選について解説します。

 

〈今回の候補者〉

昨年の総裁選から一年。今回の候補者は5名小林鷹之氏、茂木敏充氏、林芳正氏、高市早苗氏、小泉進次郎氏(届出順)。全員、昨年の総裁選にも出馬していた候補者です。

 

〈各候補者の最初の訴え〉

告示日の22日、13時から自民党本部で所見発表演説会が開催されました。

 

小林候補は「諦めの気持ちからは明るい未来を拓くことなどできない。頑張れば報われるという実感を現役世代が思えるような日本をつくる。新たな日本の国づくり、その先頭に立ちたい」と訴えました。

 

茂木候補は「わが党は会社でいえば倒産寸前の危機にある。そんな今だからこそ、再び立ち上がる決断をした」と強調。「わが党を、日本経済を必ず再生する。その目標は2年。しっかりとバトンを次の世代に引き継ぐ道筋をつくる」と訴えました。

林候補は「(官房長官として政権の)中枢にいた者の責任を感じながらも、逆にこの経験を生かし、継承の中に変化・革新を求める気持ちで政策を進めたい」として、1パーセント程度の実質賃金の定着やGX・DXの推進等に取り組むと訴えました。

高市候補は冒頭、外国人を巡る問題に懸念を示し、「外国人との穏やかな、お互いに思いやりを持って生きられる付き合い方はどうすればできるのか。一度ゼロベースで考える」と主張。そして閣僚等の女性登用や皇室典範・現行憲法の改正の重要性を訴えました。

 

小泉候補はわが党が「国民の不安に向き合えていなかった」と指摘。「国民と約束したこと、野党と合意したこと、国民が求めていることを一致団結して着実に実行することが信頼回復の唯一の道だ」と述べ、自ら先頭に立って党再生に取り組むとの決意を訴えました。

 

23日午前には共同記者会見を開催。同日午後には党本部で自民党青年局・女性局が主催する公開討論会に各候補者は臨んでいます。ご覧になられた方もいらっしゃると思います。

 

〈今後のスケジュール〉

今後、候補者が皆様の前で直接訴える地方演説会は、

24日に東京都26日に名古屋市、10月2日に大阪市で開催される予定です。

 

9月27日(土)19時〜ひろゆきと語る夜 #変われ自民党 日本の未来を語れ!自民党総裁選」、また9月30日(火)18時〜「国民の声に応える政策討論会」がライブ配信。

 

これらの討論会では、全国の皆さんから質問を募集しています。党員党友の皆様だけでなく国民の皆様の声を直接候補者に届け、各候補者の考えを聞くことができる絶好のチャンスです。

 

今回の総裁選は、フルスペックの総裁選です。議員票に合わせ、約91万人の党員・党友の皆様の投票も鍵となります。

 

より多くの皆さまにこの総裁選に関心を持ち、各候補者の考えを聞いていただき、自民党の再生ではなく、「日本の未来を託すことができる総裁は誰なのか」、私も皆さまとともに考えていきたいと思います。

 

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