ウガンダ視察 活動報告⑤
2023.8.15
WFP が資金拠出し、UNHCR がコーディネーション、セーブ・ザ・チルドレンが事業を実施する保健・栄養の母子支援のための栄養センター視察をしました。
朝8時から、妊婦さんや小さなお子さんを連れたお母さん達が集まり、ここで「コーン&ソイ++」(炭水化物とタンパク質、ビタミン群など)と呼ばれる栄養補助食品を受け取ります。
また新生児の健康維持・管理のための身体測定、栄養不良への対応などが登録され、必要に応じて、家庭訪問などのフォローアップが行い、総合的な生活支援、健康向上を目指しています。
生後から36ヶ月の栄養指導も紙芝居を導入して教育もしています。
UNHCRの医師によってアセスメントが行われ約17パーセントが対象になっているとのことや、子供が8人いるお母さんや、障害のある子供や年の近い赤ちゃんを連れているお母さんなど大変苦しい生活状況やここでの支援の有り難さをお話頂きました。
ただ一方で、WFPの財政状態が悪く、週3回だったところが2回に減ったことや、今後の見通しについても立っていないことなど危機的な状況であることも共有頂きました。
WFPの議連事務局長としても日本からの支援がウガンダで苦しむお母さんや乳幼児を助ける働きができていることを確認させて頂きました。引き続き、しっかり取り組んでまいります。